中世には大庭隠岐守景種が築いた山城があったと伝えられている標高124mの高塔山。
アジサイの名所として知られ、6月には「若松あじさい祭り」が開催されるなど、シーズン中は多くの見物客で賑わっている。
また、7月に行われる「火まつり」は壮観で、約2000人ものタイマツ行列が高塔山にうねり登るさまは、まるで炎をまとった大蛇のようだ。
山頂にある展望台から眺める夜景は、「河童の隠した宝石箱」とキャッチコピーが付けられ、日本夜景遺産®に認定されている。北九州市のシンボルである若戸大橋や響灘、皿倉山はもちろん、多彩な工場夜景も見もので、まばゆい星を散りばめたかのように美しい。
日本全国の県木がある県木の森、万葉集の歌にちなんだ草木を集めた万葉植物園、仏舎利塔、かっぱ封じの地蔵尊、若松ゆかりの小説家・火野葦平の文学碑など、みどころがいっぱいだ。
住所 | 北九州市若松区大字修多羅 |
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アクセス | JR若松駅から1.7km(タクシー利用で800円程度) 車:北九州都市高速若戸出口より約5分 |