カルスト台地が広がる平尾台には200を超える鍾乳洞があると言われ、そのうち3つの鍾乳洞の一部が観光化され、普段着で見学できる。

国の天然記念物に指定されている千仏鍾乳洞の、大小30数個の鍾乳石が垂下する「洞入口」は必見。

約480ｍ進んだ地点からは小川の中をジャブジャブ歩いて進む。アドベンチャー感覚満点の洞窟観光が人気。

目白鍾乳洞は約20mはある岩は日本最大級の一枚岩の鍾乳石が見どころ。初心者向けから上級者向けまで、ケイビングも体験できるので興味があれば受付で問い合わせを。

“恐竜の落とし穴”を自称する牡鹿鍾乳洞は、日本でも珍しい入口部分が竪穴の鍾乳洞。25ｍ降りると地下川タイプの横穴に続き、カルストの内部がよくわかる。ここからは、ニホンカワウソ、ムカシニホンジカ、ナウマンゾウなどの化石が見つかっている。