今年もやって来ました!!産卵ファイヤ~!!「両生類産卵祭り」
山田緑地に生息する、冬に産卵期を迎える両生類たちは全部で5種類います。
(二ホンアカガエル、ヤマアカガエル、ニホンヒキガエル、タゴガエル、カスミサンショウウオ)
毎年1月末頃~3月頃にはニホンアカガエル、ヤマアカガエル、ニホンヒキガエルの卵塊(らんかい)や、
カスミサンショウウオの卵嚢(らんのう)を観察することができます。春になると元気に泳ぐオタマジャクシも観察できます。
祭りの最大の目的は『産卵を見守ること』
近年、減少傾向にある水辺の生き物のひとつ両生類。絶滅危惧種に指定されている種も多くいます。
まずはその現状を世間に普及し、彼らの産卵場ともなる水辺環境の重要性、そして外来生物に脅かされる産卵等の現実などをお伝えしていきます。
見静かに見える冬の水辺ですが、実は両生類たちによる熱き命の営みが毎年繰り広げられています。
私たちは、そんな水辺の生き物たちを守るために、身近な自然や生き物の面白さ・魅力・現状などを一人でも多くの方に興味を持っていただくこと、そして身近な生物多様性を向上させることを目的とし「両生類産卵祭り2024」を開催することを決定いたしました。