Event Information
(日本語) 北九州市平和のまちミュージアム企画展 「学徒らしくあれ」
历史 文化 小仓城市中心区域
(日本語)
旧制中等学校とは、尋常小学校(のちに国民学校初等科)卒業後の12歳~17歳の子どもが通った、中学校(旧制)、高等女学校、実業学校を指します(後身は現在の高等学校)。戦時中、旧制中等学校以上の学校に通う学生たちは、特に「学徒」と呼ばれていました。
これらの学校では、日中戦争がはじまる前から、男子には将来の兵役を前提とした軍事教練などの教育、女子には兵士の妻・母となるための良妻賢母教育が行われていました。旧制中学校は、軍隊の上級・下級幹部の供給源であり、戦争がはじまると、陸軍士官学校・海軍兵学校への進学者に加え、陸軍特別幹部候補生や海軍飛行予科練習生(予科練)などとして、数多くの若者が軍隊へ入隊していきました。
また、戦況が悪化してくると、軍需工場等での労働力の補充源として、旧制中等学校の学徒たちに白羽の矢が立ちます。いわゆる「学徒勤労動員(学徒動員)」です。昭和19年からは通年動員がはじまり、彼らは勉学の機会を奪われ、厳しい労働へと従事していきました。「軍国少年」「軍国少女」として、学徒たちは「学徒らしく」、自らに課せられた役目を果たしていったのです。
本展示では、旧門司市および旧小倉市に存在した旧制中等学校の戦時期の様子、戦争の時代を生きた10代半ばの少年少女たちの姿を探ります。
(日本語) チラシ | |
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(日本語) 住所 | (日本語) 北九州市小倉北区城内4番10号 |
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(日本語) 会場 | (日本語) 北九州市平和のまちミュージアム 企画展示室・多目的ホール |
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(日本語) URL | (日本語) https://kitakyushu-peacemuseum.jp/ |
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(日本語) お問い合わせ先 | (日本語) 北九州市平和のまちミュージアム
TEL:093-592-9300 |
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