小倉南区春吉の紫川上流に大正8年(1919)3月に完成した石造二連アーチ橋である。春吉の渡上(わたりあがり)地区にあったので旧名を渡上橋と称していた。それまでは板を渡しただけの簡単な橋であったが、大正6年6月、子守の女の子が転落死したことから、春吉の人々が寄付を出し合って建設した。橋のたもとの石碑には、春吉58人の寄付者名と寄付金額、石工の名前などが刻まれている。石材にはひん岩、輝緑凝灰石など紫川の石が使用されている。高欄は建設当時にはなく、大正末頃に作られたという。
주소 | 北九州市小倉南区大字春吉397番7番地先 |
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URL | (日本語) https://www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/02100260.html |